占いにまつわる子供の頃の思い出

占いにまつわる子供の頃の思い出

「占星術」という言葉も知らなかった子供の頃

★女性 34歳
「占星術」という言葉も知らなかった子供の頃。無邪気に繰り返した花占いを思い出す。
学校からの帰り道、道端に咲く名も無き花をもいでは、花びらを一枚一枚取りながら「好き」「嫌い」を繰り返す。確率は2分の1。占うことは、クラスの気になる男の子が自分のことを好きか嫌いかという、ただそれだけのこと。運が良ければ、つまり最後の花びらが「好き」で終わればその日は終了、そうでなければ、「好き」で終わるまで別の花で繰り返す。今思えば、満開の花を惜しげもなく何本ももいでしまい、花に申し訳ないことをしたとやや良心が痛む。
家で遊ぶことも多かった子供時代。暇にまかせて、親の本棚から適当に本を取り出しては読んでいた。その中に1冊、占星術の本があったのを覚えている。生年月日からタイプ分けをして、タイプ別による性格の特徴と今後の運気の流れが説明してあった。その内容まではもう忘れてしまったが、子供向け雑誌などに掲載されている、当たり障りのない星占いよりも信憑性がありそうに感じたものだ。
その本によるタイプ分けで知った「四緑木星」という自分の型を、未だに記憶している。その後も時折、雑誌や新聞の占い欄で「四緑木星」という文字が目に飛び込んでくるとつい読み耽っていたが、性格分析の中に自分でも認識している性格的な欠点が書かれていると、無性に腹が立ち、「そんな占い認めたくない」という気分になったものだ。
花占いに比べると格段に本格的であったが、性格分析にまで入り込んでくるところが気に入らず、占いというものとは距離を置いて付き合うことを、その頃から学び始めたのかもしれない。

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